クレニオセイクラル

日本ではあまり知られていませんが、オステオパシーから派生した技術で健康と身体の機能を改善する手技療法です。
（オステオパシーはアメリカ生まれの医学。海外にはオステオパシー医師が存在しますが、日本ではオステオパシー医師は法的に認められていません）

現代医学としてのクレニオセイクラル・セラピーは、脳と脊髄を覆う”硬膜”で脳脊髄液を生産・循環・再吸収しており、脈拍・呼吸のリズムとはあきらかに異なるリズムで循環しています。
これをクレニオセイクラル・システムと名付け、このシステムを正常に機能させるためのテクニックを、クレニオセイクラル・セラピーとして発展してきました。

クレニオセイクラル・セラピーではケガや事故、ラグビーなどのコンタクトスポーツなどにより受けた衝撃だけでなく、ため込んだ感情や精神的ショック、内臓の緊張、電磁波、トラウマなども、”硬膜の緊張”となって身体に残ると考えます。
”硬膜の緊張”は、筋肉をほぐすように硬膜の緊張をゆるめてあげるだけ。玉ねぎの皮を一皮一皮むくように時間がかかります。
１・２回のセッションでは快適さは味わえないかもしれません。また、セッションの持続とライフスタイルの改善も必要になってきます。しかし、身体の根本（自己回復力）から改善を目指すのであれば、クラニオセイクラル・セラピー　をオススメします。
また、多くの臨床経験から二次的作用として、美容にも効果があることがわかりました。頭部へのアプローチにより、お顔のリストアップ、たるみ・しわの軽減、小顔効果、左右差改善など、他に類をみないわずかな圧で即効性があるのが特徴です。最近は、認知症予防にも良い影響があることがわかり始めました。
クレニオセイクラル・セラピーは、妊娠している方も、赤ちゃん・小さいお子様、ご年配の方もすべての方にお受け頂ける施術です。
次の方は施術を受ける事ができません。

・頭蓋内圧亢進・急性期の脳卒中・脳動脈瘤・多量の出血・延髄ヘルニア・脳ヘルニア・最近の頭蓋骨骨折・脳せき髄減少症・二分脊髄・アーノルドキアリ奇形・高度の高血圧